2018年
仕事納め・今年もお世話になりました。
皆さま、年の瀬を迎え如何お過ごしでしょうか。この1年を静かに振り返る時間も大切ですよね。 12日、恒例となった日本漢字能力検定協会による「今年の漢字」が、京都・清水寺奥の院で発表されましたね。森清範貫主が揮毫した漢字一字は「災」でした。 2月に北陸の豪雪、6月に大阪北部地震、7月 ...
トタン屋根~経年劣化で雨漏り(川口市W様邸)
先日川口市のW様より、屋根修理のご依頼を頂きました。W様のお宅は築25年のトタン屋根の一戸建てです。 経年劣化により、所々に錆びが生じていて屋根材自体にも錆びが発生し、中の心木も腐食していました。今回のケースは心木の腐食が激しいため、葺き替え工事をご提案、施工させて頂くことになり ...
それぞれの屋根の下、聖夜に灯る明かり
西の空に薄っすらと茜雲が広がる夕間暮れ。遠くに見える山の稜線が次第に闇と融けあいひとつ、またひとつ、家々に門灯が点りはじめてゆきます。 それは私たちを優しく包み、くたびれた心を柔らかく和ませてくれます。 ひと ...
軒天部分補修工事(川崎市K様邸)
先日川崎市のK様より、軒天部分が剥がれて穴があきかけているので、至急なおして欲しいとのご依頼を受けました。現場に伺い早速調査すると、軒天が激しく剥がれていて、その逆側も剥がれていました。K様邸は少し古めのお住まいで軒天には化粧ベニヤが使われていました。ベニヤは薄くスライスした木の ...
雨漏り発生!自己流で直すと失敗も(国立市M様邸)
突然の雨漏り発生! これって慌てますよね。先日は国立市にお住いのM様邸に雨漏りの現地調査に伺ってきました。秋の台風のときに窓枠から雨漏りがあり、「ここだ!」と思われた外壁の部分をご自身でコーキングなさったそうです。ところがその後の大雨のときもやはり雨漏りがしてしまい、これは専門家 ...
塗装が必要な瓦のメンテナンス(川口市N様邸)
屋根材というと、今でもやはり根強く『瓦』というイメージがあります。瓦というと、ほとんどの方は粘土瓦(粘土を成形して焼き上げたもの)を思い浮かべると思います。粘土瓦以外にも瓦と呼ばれる屋根材があります。先日、川口市のN様よりお住まいの屋根瓦のメンテナンスについてのご相談がありました ...
L字型屋根・部分補修(国立市Y様邸)
雨漏りの原因箇所・発生箇所としてよくあげられる屋根ですが、屋根の形状や材料、角度によって雨漏りリスクが高いもの・低いものがあるというのはご存知でしたか? 三角屋根と呼ばれる切妻屋根、4面に傾斜があり立体的な寄棟屋根、一方向にのみ傾斜がつけられている片流れ屋根、4方面に同じ角度で傾 ...
雨樋の修理はプロにお任せ!(国立市・W様邸)
舗道に落葉が散り敷かれる季節になると、「たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか」という河野裕子さんの素敵な短歌が思い起こされます。とてもおおらかでロマンティックな歌なのですが、現実はやっぱり枯れ葉を集めて焼き芋がサイコー!ですよね? 最近は条例が厳しく街 ...
瓦屋根~漆喰詰め直し工事(川崎市M様邸)
12月に入り、寒さが一段と厳しくなってきました。また、師走のあわただしさも感じる今日この頃ですね。最近では、やはり年内に屋根の点検を済ませようという方のお問い合わせが増えています。先日も川崎市のM様より、瓦屋根の点検依頼と補修に関する相談を頂きました。屋根からコンクリートのような ...
お知らせ・家ごとクリスマス飾り
先日、お客様からこんなお問い合わせがありました。 クリスマスのイルミネーションを屋根から飾たいがやってくれますか?とのこと。ルミナリエ・・・ならぬイエナリエですね(^‐^) 道行く人の眼を楽しませてくれるイルミネーションですが、ご自分で取り付けようとなさって屋根から落ちケガをして ...
屋根の雨漏り・診断ポイント(C様 国立市)
昨日は国立市にお住いのC様宅に調査に伺いました。下の画像は和瓦の棟部分。寄棟と言う屋根の形状で本棟と下り棟が合わさっています。漆喰が剥がれており、他にも数ヶ所このような状態が見つかりました。こうなると雨漏りの可能性が高まりますので早急な補正が必要になります。 実際に雨漏りが起きて ...
雨漏りの一因・防水シートの劣化(国立市K様)
国立市のK様より、雨漏りするとのご相談を受け先日下見にお伺いしてきました。K様宅の屋根は瓦屋根、拝見したところ瓦のズレたところから防水シートが露出している箇所を発見しました。 屋根の構造はどうなっているかというと、下地材である野地板の上に防水シートが貼ってあり、その上に瓦やスレー ...
雨漏りじゃなかった!紛らわしい結露(H邸・国立市)
雨漏り調査をしていると、結露物件に出会うことがあります。雨漏りと思ってしまうほどの結露が発生する場合というのは、断熱や防湿の設計及び施工不備または換気不足が原因と言えます。ことに屋根断熱の場合は被害が大きくなりますので発見したらすぐに補修が必要です。 国立市にお住いのH様宅は築1 ...
瓦屋根の葺きなおし(川口市S様邸)
川口市のS様邸は、築40年の瓦葺きの屋根で、雨漏りしているようなので修理してもらいたいというお問合せでした。土が原料の陶器瓦は瓦自体の劣化は殆どありませんが、下地は経年劣化によって必ず傷んできています。やはり定期的にメンテナンスが必要です。見た目は問題が無くても劣化しているのに気 ...
サンタさんのためにも屋根のメンテナンスを♪(国立市)
朝晩の空気が冷え込み、街路樹もすっかり赤や黄色に染まってきました。花屋の店先には色とりどりのポインセチアやシクラメンの鉢が並べたてられ、商店街のあちこちからクリスマス・キャロルが流れる季節になりました。 そうかと思えば別のお店では早くもお正月の松飾が売られていたり、手帳には忘年会 ...
雨漏りの原因の1つは野地板の含水(国立市・W様)
野地板とは、ストレートや瓦など屋根材の下地材のこと。垂木(たるき)の上に張り、その上に防水シート(アスファルトルーフィング)などを敷き、更にその上に瓦・ストレートなどを葺くわけです。外張り断熱などでは野地板をそのまま天井仕上げにすることもあります。 野地板の含水というのはなかなか ...
雪が降る前に屋根修理(川崎市K様邸)
このところ一段と寒さが増してきました。気が付けばもうすぐ師走。寒いはずですよね。今年の夏は猛暑が続き、エルニーニョ現象が起きているそうです。そういう場合は暖冬が予想されるようですが、またそういう場合は、大雪が降る傾向にあるようです。先日も川崎市のK様より、雪が降った際にお隣に落雪 ...
雨樋修理(川口市T様邸)
めっきり肌寒くなってきました。もうすぐそこまで冬がやってきているようですね。先日の台風での被害状況も少しずつ落ち着いてきているようです。以前、こちらに記載しましたが、台風24号での被害で一番多かったのは棟板金の飛散でした。そして以外に多かったのが、雨樋が外れて飛んで行ったというご ...
ちょっと一休み~屋根にまつわる噺~
いつもは弊社の屋根修理や雨漏り修理に関する情報をお届けしていますが、今日は少し趣をかえ、屋根にまつわる小噺などを紹介してみたいと思います(^^♪ よく講談や落語などの語り芸で怪談の枕詞のように使われている表現に「草木も眠る丑三つ時、 家の棟(やのお)も三寸下がろうか、いずくで打ち ...
カバー工法による屋根修理(川崎市)
今年は自然災害の多い年となりました。特に夏から秋にかけての台風は、これまで経験したことのない大雨や強風をもたらし大きな被害を与えました。そしてそれらの要因は、皆さんの大事なお住まいいも多大なダメージを与えている可能性があります。 川崎市のN様より、台風の影響で屋根の一部が損傷して ...
壁からも雨漏りは発生します。(国立市S様邸)
皆様は、「雨漏り!」といえば「屋根!」と思われますよね? 意外に思われるかもしませんが、実は外壁からの雨漏りということも案外あるのです。今日は横殴りの暴風雨の後に初めて気づいたという国立市のS様宅に調査に伺ってきました。 ところで、外壁からの雨漏りはどんな状態で気付くのでしょうか ...
落葉の季節、雨樋の詰まりにご注意を!(川口市)
めっきり秋らしくなってきましたね。朝晩は涼しくて、羽織るものがないと肌寒く感じることが増えてきました。これから晩秋を迎え、冬へと季節が移り変わっていき、日本特有の四季を味わうことが出来る反面、面倒なことも出てきます。それは落葉です。これからの時期、落葉による雨樋の詰まりには注意が ...
陶器瓦の葺き替え(国立市・D様邸)
陶器の瓦屋根は最も多く使われている屋根材です。なんといっても風格がありますし、耐久性は60年近くもあり、他の屋根材に比べ群を抜いています。しかし、先日もお伝えしたように台風などの被害で瓦がズレたり割れたりと不具合が生じやすいのも事実です。というのも、瓦屋根は重くて耐震性に弱点があ ...
霧避け窓からの雨漏り(C様邸・国立市)
雨を防ぐ目的で窓の上に作られる出幅の小さな庇を霧避け庇と言います。最近では霧避けの無いスタイリッシュな家が増えていますが、霧避けは小雨程度の雨なら凌げますし窓を開けて換気することもできます。 一方庇の無い家ですと外壁の窓枠の下が傷みやすく、雨水がそのまま窓の表面を伝って流れ、窓の ...
大雨の時だけ雨漏りするのは?(川崎市)
ここ最近は気持ちのいい秋晴れが続いていますね。しかし今年は、今までに経験したことのないような大雨が頻繁に降りました。弊社にも例年よりも多くの雨漏りのご相談を頂いております。 先日川崎市のI様より、大雨が降った際に雨漏りしているようなので見てほしいとのお電話があり、早速お伺いしまし ...