キノコ発生で判明した雨漏り(国立市M様邸)

「家の中にキノコ!」という衝撃的な光景に絶句された国立市のM様から、緊急のご依頼を受け調査にお伺いしてきました。 

久しぶりに広がった秋空を眺め、先日来ずっと押入のカビ臭さが気になっておられたM様は布団を干す絶好の機会と思い立ち、ギュウギュウに詰め込んである布団を全部引っ張り出したそうです。次々にベランダに運び、ついでに天袋も整理しようと上の方をご覧になったとき、薄っすらとしたシミとカビ、そしてそこにキノコまで生えているのを見つけ仰天されたそうです。

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押入内部から上を辿って天袋もみたところ、大きなシミが天井まで繋がり、木材は湿ってフカフカ、一面カビだらけでした。漏水によることは確実です。

 雨漏りは室内に症状が現れて気づくことが多いものですが、大抵このようなときは天井裏や壁内部は相当傷んでいるものです。M様宅は木造2階建てで築年数は10年そこそこ。まさかの雨漏りでした。

 実は、M様宅では2011年の大地震の際、バルコニーに亀裂が入ってしまい、当時の施工業者に依頼したところ、ヒビも深くはないからとコーキング処理だけされたそうです。僅かなヒビでもコーキングが浮いてしまったりすると、そこから漏水が始まり、徐々に内部に侵水していくことになります。 

今回のキノコ事件! 高温多湿となった箇所に木剤腐朽菌が発生した結果ですが、キノコは木材を栄養源としますから木材が次第に腐っていきます。木材が腐るということは、家の骨組みにも影響を及ぼしかねません。今回、残念ながらM様宅では内装を撤去し、一部の外壁を壊して柱を交換する工事が必要でした。

カビ臭さが長く続いたときは、隅々までよく点検してみましょう。

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