太陽光パネル設置後の雨漏りトラブル(国立市W様)

太陽光パネルは新築時に設置することが殆どですが、後付けも出来るので節電に役立てたいと後から取り付ける方もいらっしゃいます。この後付けによる太陽光パネルは、最初から設定を想定していないのでトラブルに見舞われることが少なくありません。

国立市にお住まいのW様宅も後付けによるトラブルでした。太陽光パネルを屋根に設置する際、金具を固定するため、屋根の防水機能を果たす屋根材と防水シートに穴を開ける必要があります。その設置の際、防水シートに傷をつけたことが原因で雨漏りが発生したと見受けられました。

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瓦屋根の場合など、瓦がしっかりと戻されていないためにズレが生じ、浸水することもあります。スレート屋根では防水加工がずさんで漏水することもあります。また、防水加工そのものの耐久性が低いことが原因で雨漏りとなるケースもあります。 こうしたトラブルの大半は施工技術が未熟な業者に多く見られ、設置直後ならまだ保証も効くでしょうが、なかには5~10年後に症状が出る場合もありますので要注意です。 

また、陽光パネルに適切な傾斜を付けずに設置したためパネルに水がたまり、汚れが付着して発電効率が下がることや、配線を適切に取りつけなかったため、配線にゴミがたまり腐食などによって雨漏りが発生するなどということもあります。

目視による日々のチェックや、メーカーによる定期点検を上手に活用しましょう。雨漏りを放置すると木材や金属の腐食が進み、場合によっては大規模な修理が必要になることがあります。また、建物だけでなくその中にある大事な財産を毀損したり、カビが発生し健康被害をもたらしたりすることも考えられます。

W様はメーカーの保証期間を過ぎていたのですが、幸い火災保険にご加入でしたので補修費用がカバーできました。国土交通省は、平成22年5月17日、太陽光発電パネルの住宅への施工上の留意点について、「既存住宅売買及びリフォーム工事における瑕疵担保責任保険施工・検査基準(住宅用太陽電池モジュール設置工事編)」として取りまとめました。本基準は、住宅瑕疵担保責任保険法人が実施するリフォーム瑕疵保険の施工・検査基準として位置づけられたものですが、同時に太陽光パネル施工業者にとっても、雨漏り等の不具合防止上重要な留意点となるものです。詳しくは、http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000158.htmlをご覧下さい。

弊社では只今、ドローンによる屋根の無料点検を行っております。この機会に是非ご活用ください。

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